イチからはじめるLogic Pro X + iMacで新しいDTM音楽制作環境に☆

このたび、ケチャマヨの「音楽制作の環境」を一新しました!

じゃーん!これです。

iMac+LogicProXでのデスクトップ音楽制作環境

メインDAW:Logic Pro X + iMac
オーディオインターフェイス:ZOOM TAC-2
MIDIキーボード:M-AUDIO KEYSTATION49
コンデンサマイク:BLUE Bluebird

(上記リンク先から購入できます)

 

いやぁ最高!

もうね、Logic Proの“Drummer”機能なんか僕の求めていたものズバリ!
…とかなんとか、使用レポートはまた別の機会にしたいと思いますが、
まずは「どうしてこの構成にしたか」をレポートいたします。

2015年5月ころから機材環境を揃えていましたがようやくレポートできます。
ちょっと長くて細かい話になりますが、どうぞお付き合いください。

 

01. コンピューターで作曲をする意味

作曲って、
やったことない人にはちょっと難しく思われるかもしれませんが、
要は、言いたい言葉に抑揚を付けることだと思っています。

ケチャマヨは、お客さんの目の前で歌うことを中心としていますが、
ケチャマヨが居ないところでもケチャマヨの歌が流れてほしいと願い、
少しですが音源を作っています。

https://www.youtube.com/user/KetchupMayonnaiseJP
(チャンネル登録してね☆)

そう、CDにするにもネットにアップするにも
まずは音をデータにする必要があり、
それがコンピューターで作曲をする理由のひとつなのです!

他にも、編集がしやすかったり、音色がいっぱいあったりと利点がありますが、
その辺を追求しようとして調べ始めるとかなり奥深い世界で、
またDAWとかDTMとかの専門用語が多くてくじけそうになります。。。

ネットで調べると「スペックが〜」とか「シェアが〜」とか情報はたくさんありますが、
カタログスペックや他人の評判を集めても本当のところは分かりません。
触ってみないと、使い続けないと、自分にとっていいかどうかはわかりません。

なので、長く続けるためにも、
自分が「これ楽しそう♪(ラクそう!)」
と思えるモノがいいと思います。

 

02. いっこまえの制作環境

00-01_ZOOM-R24とKORG-TRITONPro

なぜ「ゼロからはじめる」じゃなくて「イチからはじめる」かというと、
僕は、パソコンを使った音楽制作が初めてじゃないからです。
以前はマルチトラックレコーダー ZOOM R24を中心に制作していました。

そこに録音した各々の音データをパソコンに移動
WindowsパソコンのSONAR 8というDAWソフトに配置し、
エフェクトをかけたり、バランス調整をしていました。
マルチトラックレコーダーを使っていても、
最後は結局、パソコンが必要なんですよね(´・ω・`)

この制作環境の利点としては、まず気兼ねなく録音できること、
そしてざっくりと音のバランスをとれることなどがありましたが、
思い起こせば・・・結構面倒なやり方でしたね。

さらに、ドラムもピアノもリアルタイムに弾いたものを録音していました(*´Д`)
MIDIというデータの形式で記録していれば、後から修正できたり、
レコーダーとも同期して録音・再生したりできたんでしょうけど…
シンセサイザーの液晶画面が小さくて編集する気にならないんですもの!!

なので「見やすい編集画面」を求めて、
新しい音楽制作環境を探す旅が始まりました。

 

03. DAW(音楽制作ソフト)の選定

すでにWindows用のSONARという音楽編集ソフトは持っていました。
ただバージョンが8と古く、(2015年の最新は13とか?)
どうせバージョンアップするんだったら新しい環境もいいなと思いました。

やっぱり最初はネットで情報収集! SONARをはじめ、
CubaseLogic ProPro ToolsAbleton LiveStudio One、などなど
本当にたくさん。見れば見るほどどれも一緒に思えてきます。。。

そこで音楽制作をしているであろうお友達に、片っ端から聞いてみましたが…
やはり意見はバラバラ。ますますどれでも良さそう
そこで楽器屋さんに行って店員さんに聴くことにしました。

なんか、お店が軒並みマニアックな雰囲気で
僕みたいな中途半端な初心者が質問しづらい印象。。。
勇気を出して尋ねてみたら、
「CubaseがシェアNo.1。みんな使ってて安心ですよ」という。

なるほど、スタンダードの良さはすごい分かる。
でもちょっとの反骨精神もあり、それだけでは決め手になりません。

最後はやっぱりこれが決め手になる!
あこがれの あの人は 何を使っているか?

僕にとって音楽制作の神といえば、
マッキーこと槇原敬之さん。

調べてみたら記事があった!
http://icon.jp/archives/8992

マッキーこと槇原敬之さんも使っている!槇原さんはご自宅でApple Logic Proを使い、作編曲だけでなく、ミキシングに関してもかなりの完成度で作り込んできます。昔は基本的な打ち込みを槇原さんがして、その後にマニピュレーターさんがデータを細かくトリートメントするスタイルでやっていたんですけど、このスタジオができた頃からは、ご自身ですべてプログラミングしていますね。そういった制作スタイルの変化は、パソコンの性能やソフト音源のクオリティが上がって、パソコンが1台あれば、曲作りもアレンジも完結できるようになったのが大きいと思います。何年か前は、デモはすべてソフト音源でも、レコーディングではハード音源を併用したりしていましたが、最近ではほぼソフト音源で完結しています。それにしてもデモの完成度が異様に高いので、エンジニアとしてはありがたい反面、困ることもあります(笑)。

<ICON記事>レコーディングエンジニア・滝澤武士氏インタビューより

グラグラ。

この時点でかなりLogic Proに傾いたのでした。

こんな超プロが愛用しているソフトなのに、
Logic Proは、なんと2万円前後!安い!
(他のDAWソフトは5万円前後)

だがしかし!

Logic ProはAppleのアプリケーション。Macでしか動きません
ソフト+Macとなると費用としては一気に大きくなりますが・・・
当初の目的の「環境を変えたい!」という意味では
これ以上の環境の変化はありません!

なにより「楽しそう♪」と思える方向じゃぁありませんか。
ウキウキしながら、はたしてどのMacにしようかと、
検討のポイントが次の段階に移っていったのでした。

DAWソフトはLogic Pro Xに決定★

 

04. パソコン(Mac)のスペックを検討

スキップしながら渋谷のアップルストアへ。

渋谷のアップルストア

事前にサヤカとも相談していて、
「MacBook Airなんていいよね♪」とも話していたのですが、
アップルストアの人に聞いたらば
「Logicは、Airだと厳しいっすね…」とのお言葉。
作ったものを再生するには問題ないのだが、
いろいろ作ったり試行錯誤を重ねるにはパワー不足だと。

「MacBook ProならCPUも速いし全然OKっすね☆」
とストアの方の太鼓判をいただきつつも、
金額を見ると結構な値段(20万円超えるわな…)

「そもそもそんなに持ち歩くんか?」
「じっくりと音楽制作するんだろうがぁ!?」
「見やすい制作画面を求めてるんでしょ?」
「お金をかければいいってもんじゃない。」

などと自問自答しつつ、展示されているiMacをいじる。

「・・・あ、これだわ。(*´ω`*)」

一瞬で手に馴染む感覚がありました。

Logic Proの見やすい画面、iMacの21.5インチモニターの大きさ、
そしてそれらをつなぐ、Mac OSの直感的な操作感。
(Magic Trackpadのしっくり感は異常☆)

やっぱりiPhoneに馴染んでいる身としては、
Apple製品はすごく魅力的な普通、なのです。

ひとしきりiMac+Logicをいじって帰宅、
アップルオンラインストアのWebサイトを開く。

02-02_iMac21インチのラインナップ(2015年)

(※2015年のラインナップです)

 

なるほど、真ん中くらいの性能で大丈夫そう。
138,800円なら全然いいと思う♪

・・・それから30分後。

メモリは標準8GBから16GBに!(プラス 19,600円)
マウスじゃなくてMagic Trackpadで!(お値段変わらず)
Logic Pro Xのソフトも一緒に!(プラス 23,800円)
あ、ついでにWiFi環境も新しくしたい!(プラス 11,200円)

忘れちゃならない消費税8%も加算しまして、
合計208,872円でお買い上げとなりました!
(結局20万円超えですね…)

メモリ増設のカスタマイズが入ったために、
納品は2~3週間後になるそうです(´・ω・`)
その間、いろいろお勉強をしておこう!

 

05. 理想のMIDIキーボードを探して

iMacの選定と平行して、実は「MIDIキーボード」も探していました。

MIDIキーボードとは・・・
音を入力するための鍵盤ですが、音自体はコンピューター内の音源が鳴るので、
これ単体では音が鳴りません。あくまでパソコンにつないでなんぼの機材なのです。

以前はずっと、KORGのTRITON proを使用していました。

KORGのTRITON proを使っていました

かなり弾きやすく、愛着のあるシンセサイザーでしたが、
大きく、重く、コンピューターでの制作には不向きに思えました。

制作環境をリフレッシュするためにも思い切って処分!
新しいキーボードはもっと軽快に扱えるものと決めました。

とは言えここは、一番手に触れる大事な部分。
軽快さも大事にしつつ、最低限の弾き心地も欲しい。
渋谷の楽器屋をすべて渡り歩いて、展示品を触る触る。
・・・なかなか決め手が難しいものですね。

「これは軽快だなぁ」というものはたいてい鍵盤がペラペラ。
「これはいい感触♡」というものは重かったり、高かったり・・・

迷いに迷った末、弾き心地・重量&サイズ・価格の面から、
今回はM-AUDIOのKEYSTATIONというモデルの49鍵に決定☆

M-AUDIOのKEYSTATION49を買いました

この弾き心地は最高とは言えないまでも合格点レベルかと。
フルサイズの49鍵はギリギリ両手弾きができるサイズ。
重量も2kgと軽量で、使用しない時は机の上から片付けられる!
しかもお値段は1万円しないくらい。とてもよいチョイスだと思います。

 

06. オーディオインターフェイスも必要

鍵盤楽器の他に、ケチャマヨといえばアコースティックギターがキモだし、
歌やコーラスもマイクから入力するので、その録音も大事にしたい!
アナログの音を高品質なデジタル信号に変換してMacに入力するために必要な
オーディオインターフェイスという機材も検討しました。

一応、前の環境ではROLANDのUA-25EXを持っていたのですが、
せっかく環境を変えることだし、Macだし、ひとつのファッションアイテムとして
カッコイイやつにしてみようと、わりとミーハーに探しました。

ZOOM オーディオインターフェース TAC-2

ZOOM オーディオインターフェース “TAC-2”

とにかくシンプル。
そしてMacならではの「Thunderbolt」接続で、音の遅れが皆無・・・らしい。
よく触るダイヤルが、大きくて調整しやすいです。

制作するときだけじゃなく、スピーカで聴く音もヘッドホンで聴く音も、
ちょっといい音になったような気がします。

 

07. 録音用マイクはコンデンサマイク

マイクも何でも良いとは思うのですが、
やっぱりダイナミックマイクコンデンサマイクの音の違いは歴然!

ダイナミックマイクは比較的ラフに扱えるのでライブ用、
コンデンサマイクは比較的繊細な作りなのでレコーディング用、
そういうふうに個人的には認識しています。

コンデンサマイクといっても値段も性能もピンからキリまであって、
これまた素人にはどれがいいのか分かりません(´・ω・`)

なので、選び方としては大体の予算を決めて、あとは…見た目で!
ケチャマヨはちょっと前から、これを使っています☆

コンデンサマイクは「ブルーバード(Bluebird)」

ブルー(BLUE)コンデンサマイク “Bluebird”

音もいいしカッコイイ! 使わない時は箱にしまっていますが、
レコーディング時に箱から出すと「やるぞ!」と気分が上がります。
音楽制作において「気分」って、大事ですよ〜♪

 

音楽制作まとめ

iMac+LogicProXでの音楽制作環境まとめ

メインDAW:Logic Pro X + iMac
オーディオインターフェイス:ZOOM TAC-2
MIDIキーボード:M-AUDIO KEYSTATION49
コンデンサマイク:BLUE Bluebird

(上記リンク先から購入できます)

 

こういった機材やソフトも、最初からすべてわかるわけもなく、
また一気に揃えるのは金銭的にきびしいものがありました。

だから、最初は弾き語れる楽器と、ノートとペンと「はなうた」と。
これで作曲をいくつかやってみて、出来たらレコーダーで録音してみて。
それを誰かに聴いてもらって「いいじゃん!」ってなったら、
マイクや、録音してミックスできるような環境を揃えていくと良いと思います。

ケチャマヨの屋根なしアトリエ

ちなみにケチャマヨは、最初に詩を完全に仕上げてから作曲をしています。
なので最初の制作風景はこんな感じです(*^_^*)

試して、失敗して、作って、うれしくなって、
誰かに聴いてもらって、感想もらってもっと作りたくなって、
そんな繰り返しでちょっとずつ上達するのが楽しいですね。

 

* * * *

パソコンを使えばアレンジが色々できて面白いです♪
参考までにケチャマヨの曲で作例をご紹介しますね。

アラビアンなダンスミュージックっぽくもできますし、

 

もちろん、シンプルな弾き語りの雰囲気を残すことも出来ます。

 

機材も大事ですが、一番大事なのはモチベーション。
音楽を楽しんで、長〜く続けられるといいですね☆
それを聴いた人が喜んでくれたらなおハッピー♪

ケチャマヨはこんな嬉しく楽しい活動を、
なんだかんだで15年続けています。
(それはまた別の話…)

 

ケチャマヨのアニメ歌YouTubeチャンネル!

たなばたさまや犬のおまわりさんやウサギとカメも、
単なる童謡ではなくケチャマヨらしい遊び心が満載です。

もちろん、オリジナルソングは歌に込めたメッセージが
きっと心に響いて残って、いつかの勇気になることを願い、
真心込めて創作し、自信を持ってお届けしています!

ケチャマヨ【みんなのうた】YouTubeチャンネル

「みんなのうた」名の通り、子どもも大人も楽しめる作品たちです。
今後もぞくぞくと新作公開予定!

ぜひチャンネル登録(高評価もね☆)をお願いします。
https://www.youtube.com/user/KetchupMayonnaiseJP

 

歌の制作はおまかせください!

印象が深まる、思い出に残る、みんなの心がひとつになる!
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