沖縄・久高島へ~ケチャマヨ初の沖縄出張コンサート(前編)
ケチャマヨ、沖縄初上陸!
2014年5月17日(土)
沖縄県那覇市にあります「わかば保育園」にて
大きな絵がある出張コンサートを行いました!
ケチャマヨにとって初めての沖縄遠征なんですねぇ。
とっても嬉しいです~(*´∀`*)
せまい日本とはいえ、一番南の沖縄県、
朝一番のコンサートには間に合わない距離ですので、
前日に那覇市に入らせて頂きました。
時間の制限、体力の温存、荷物の運搬など、
翌日に控えたコンサートのための旅でしたが
5月の沖縄を最大限、満喫することができました!
じゃーん!
その旅日記をどうぞご覧ください。
5月の沖縄は梅雨まっただ中です。。。
週間天気予報ではずっと雨模様。まあ、梅雨ですから・・・
コンサートで行くんだし、遊びに行くわけじゃないし、
みんなに楽しんでもらえれば、天気の事は気にしないヨ。
そう言っていました。
でも心の奥では強く、
「どうか晴れますように!」
と願っていました。
そして迎えた出発前夜。天気予報をチェック。
やった!
ケチャマヨの滞在する16,17の二日間だけ晴れる!
これはめちゃ嬉しいです☆
意気揚々と、出発だ~!(朝5時なので眠いヨ)
観光ではない、演奏のための荷物だから。
前日にネットで調べた所、機内持ち込み以外の預けられる荷物は
一人あたり20kgだそうで、それ以上は有料(2500円)です。
過去に一度、地方から宅急便でキャリーバッグを送る機会があって、
その時に重さを計ったら25kgだった記憶があります。。。
「なんとか調整して、無料の重量内におさまらないか?」
載せる荷物を厳選して試行錯誤、久しぶりに体重計を引っ張りだして計量!
体重がちょうど60kgのナオヒロが、荷物を持って体重計に乗ります。
じゃん!79.7kg…ってことは荷物は19.7kgだから・・・ギリギリセーフ!
この調子でサヤカの荷物も調整して、
キャリーバッグとギターを合わせてちょうど20kgに出来ました。
これでひと安心です。
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
出発の朝、本当に晴れた~♪
リムジンバスで羽田空港に到着!
さあ行こう!(荷物の計量へ)
ドキドキの計量・・・
オッケーです!
・・・本当にピッタリ20kgでした。(アンプとか入れててごめんなさい)
事前の準備ってほんま大事やね。
ほっと一息。そして搭乗手続きへ。
ANAで、快適な空の旅をお楽しみください。
みんなのチカラを集めて・・・テイクオフ!
・ ・ ・
約2時間後。
眼下には沖縄本島が見えてきました。
青い海!
那覇空港のお魚たち、久しぶり!(妹の結婚式以来です)
那覇空港から久高島へ
実は、雨でもしょうがないと思っていたので、
こんなに晴れたらどうするかは考えていませんでした。
コンサートでは沖縄は初上陸ですが、
個人的な旅行では何度か来ていますので、
「国際通りをウロウロ」という選択肢は避けたい!
せっかくの沖縄、せっかくの晴天(梅雨なのに)、
ガイドブックを見たり、ネットを調べたり、
那覇市から近場で、沖縄らしさを感じられる場所ないかな・・・
ありました、久高島です。
久高島観光は那覇から日帰りでも可能な距離。午前中の便で知念の安座真港から久高島へ渡れば、ざっと一日で島を見て回ることができます。沖縄の離島といえば海遊びをいっぱい楽しむ!というイメージが強いものですが、ここ久高島には小さな島のあちらこちらに聖域が点在しているので、様々な歴史やストーリーを持つ久高島ならではの場所を訪ねることが島観光のメインとなります。
背の高い建物はひとつもなく、小さな集落を除いて島のほとんどが自然のままという昔の沖縄の姿を見ることができます。本島からたったの20分船に乗っただけで流れる時間のスピードがまるで違うことに、都会からの旅行者にとっては新鮮に映るかもしれません。
平坦で小さな島なので、島内を回るにはレンタル自転車がオススメ。レンタル自転車を借りると、島の見所が記載された地図を渡されるので、その地図を片手に気ままに自転車で島を散策してみてください。
All About 神の島、久高島より引用
http://allabout.co.jp/gm/gc/376116/
良さそう!思い立ったらすぐ行動!
無事に合計40kgの荷物を引き取り、レンタカーを手配しGO!
たのむぞ、ペーパードライバー君。
那覇市から東へ、東へ。
だんだん沖縄らしい田舎の景色になってきました。街路樹がヤシの木さー。
小一時間走ったところで海に到着です。
安座真港(あざまこう)からはフェリーに乗ります。
「フェリーくだか」なら往復で1,280円とお安くなっております。
待合所で買った「ようこさんの☆サーターアンダギー」は黒糖味で最高に旨い!
まだ行きなのに、早くも「帰りに買って帰ろうコール」が巻き起こりました。
いい天気、青い海、白い波、もう最高です。
フェリーで約20分、久高島に到着です。海、青っ!
徳仁港の坂を上がっていきます。
船が「植木鉢化」していますねぇ。
南国らしい木です。
離島らしい道です。
食堂けい。
これはなんの建物だろう?
この久高島は「神の島」と呼ばれています。
http://www.okinawainfo.net/kudaka/kami.htm
そんないわれのある場所に入らせて頂く心構えもしつつ、
(ゴミは残さない、島のものは持って帰らないなど。)
難しいことは考えずに体で体験していきたいと思います。
ま、サイクリングでレッツゴー!というわけです。
この5月、いろいろ探し求めていた場所がここだったような気がします!
畑があり、サイクリングロードがあり、海があり、
緑も豊かで、明るくて静かで、
古い建物もあって花も咲いている。
そんな場所に行きたいとずっと探していたのですから・・・
伊勢原市の大山、川崎市の東高根森林公園、東京の等々力渓谷、
どこもいいところでしたが、久高島こそが本当に理想の地でした。
蝶が舞い踊る楽園。
更に高く。
もっと高く。
ほわ~(*´ρ`*)ホワワーン
よそ見運転もほどほどに、気持ちのいい木陰を走り抜けます。
また畑沿いの道も「のどか」でいいですね~。
あのバケツはたぶん水をためておく用のもの。
だって水道がないって聞きましたから、そうに違いない。
・・・
自転車を降りて、すぐ海を見に行けるのも最高!
湘南の海育ちのサヤカもすごく馴染んでいますね。
お!すごい木が生えていますよ。
ガジュマルの木もここまで大きくなると神々しいですね!
そうです、いろいろな神話のことは詳しい方に譲るとして、
ケチャマヨは頭ではなく体で、神を感じに来たのでした。
海も、空も、そして花も木も、
島でいきいきと輝いているそれは、
まさに神様ではないかと。
うちらは引き続きサイクリングを続けます。
風を身に受けることで、この島の神様を感じるのです。
このウパーマ浜には「星の砂」があるそうな!
ちょっとこわい茂みを通って浜に出ます。
(ハブが出ませんように・・・毛虫も居ませんように・・・)
ぷはぁ!息を止めていた心地で浜に出ました。
早速、砂を手に拾ってみると・・・
あった!小さいけれど星の砂!
(そしておじさんが言っていた「太陽の砂」も!)
もちろん、いくら小さくてもいくらキレイでも、
島のものは持って帰りませんよ。オキテです。
島のおじさんは「今晩のおかず」を釣っているそうです。
うちらはよそ者。また茂みを戻ってサイクリングロードへ。
さあ、島の北の方に来ましたよ。道がいよいよ南の島っぽいですね。
でもまだ5月、さわやかな風が心地よいのです。
(でも梅雨なので普通は雨よ? OK?)
島の最北端、カベール岬に到着!
「琉球神話で沖縄の祖神であるアマミキヨが初めて降り立った」と言われる場所。
しばし海を眺めて、海の向こうに思いを馳せます。
神様、どうも失礼いたしました。
船の時間もありますし、まだ島の一番北側なのでそろそろ戻らないと。
(氷ぜんざいが売り切れてしまう。。。)
これはパイナップルではなく、アダンの実というそうです。
この紫の実はなんというのか、教えてください。
ハイビスカスはまだまばら。摘まずにひとときの髪飾り。
民家のあるところに戻ってきました。石垣かと思ったらサンゴだった。
ああ、もっと色んな所を見たかったのにぃ!
2時間じゃ全然足りない。今度は民宿にでも泊まりたい。
島のネコちゃん、また来るね。
16時15分に自転車を返却し、
船の待合場所で念願の氷ぜんざいをいただきます。
おいしい!久高島の4種類の豆がゴロゴロ入っています。
ちょっと汗かいて疲れた体に染み渡ります。うみゃぁ。
(そしてなんと、うちらで売り切れとなりました…あぶない)
フェリーの最終便は17時。これを逃すと帰れなくなります。
(明日はコンサートに出演だっちゅーの!)
2時間だけだったけど、本当に身も心もゆっくりできました。
一晩過ごしたらどうなっちゃうんだろう?ちょっと怖いくらいです。
でもまた来たい島、久高島でした。
さあ、日が落ちる前に車を返しましょう。
とっても走りやすい車でした。
ペーパードライバー君も、無事故・無違反でひと安心です。
・ ・ ・ ・
夜は気軽な沖縄料理をいただき翌日に備えます。
これはナーベラーチャンプルー。(へちまのごま味噌炒め)
そして中身汁の定食です。ちょっと「モツの香り」がキツめでした・・・。
シメにはブルーシールアイスクリーム。
サトウキビと田芋をダブルで(グレーと茶色で地味なダブルでした)
沖縄の食べ物は美味しいね!
それはこの土地のものを使っているからでしょうね。
だからあたたかく、やさしく、美味しいんだと思います。
島の自然に触れ、食に触れ、とても癒やされました。
さぁ明日はケチャマヨがみなさんを癒やす番です!
…癒やすかどうかはわかりませんが、
みんなで一緒に楽しい時間を過ごせればと思います。
波の音を夢で聴きながら、また明日。
(コンサート当日編につづく)