ケチャマヨ★スペインへ行く(2日目・マドリード後編)

ちょっと失敗はしちゃったけど、腹ごしらえもちょっとできて、
サヤカが好きなミロの絵を見にソフィア王妃芸術センターへ。
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そこでハプニング★
なんとミロの絵がない!というかピカソばっかり!?
あとで絵描きの山田のおじさんに聞いたところ、
フランスのなんとかっていう美術館が改装中で、
そこのピカソの作品が全てスペインに来てるとこだったらしい!
うれしい誤算でラッキー!ピカソをたっぷりと堪能しました。
「ゲルニカ」という作品のすごさもさることながら
そこまで到達するまでの試行錯誤というか、作品の多種多様さといったら!
ほんとうにピカソって人は才能溢れる人なんだなぁと思いました。
ゲルニカのための試作品の多様さ、カラフルさに比べて
ゲルニカのモノクロが悲しみを伝えているようでした。
 ・ ・ ・
そのあとも見るもの全部珍しくて、うろうろ散歩するだけでたのしい!
時差ぼけはほとんど無い感じだけどでも飛行機の疲れはあったかな?
また休憩、と思って入ったCAFEのホットチョコレートも濃厚!
まるでチョコレートフォンデュ!!甘党のケチャマヨにはおいしかった~☆
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このホットチョコレートでようやくスペインになじめた気がしました。
 ・ ・ ・
そして待ち合わせの夜8時。スペインはまだ明るい。
熊の像の前で待っていると山田のおじさんが現れました。
ほんとうは初対面の方には緊張するのですが
久しぶりの日本人、日本語での会話にちょっとうれしくなっちゃいました。
迷うことなくBAR(バル)に向かいます。
カウンターの店員さんに力強く「oiga! オイガ!(あのー)」と呼びかけます。
そしてスペイン語で注文して談笑しています。カッコイイなぁ。
出てきたのは
「パタタス・ブラバス(ジャガイモのチリソースがけ)」
「トルティージャ(ジャガイモ入りスペインオムレツ)」
「ゆでタコのオリーブオイルがけ」
「豚の皮」
ビールとサングリアが進む進む!
大満腹でした!そして素朴でうまい!
(うますぎて写真を撮るのも忘れるほど・・・)
おじさんは20歳のころからマドリードに住みはじめたこと。
画家のゴヤが好きでマドリードに住み始めたということ。
絵を描いていて2年に1度くらいは日本で個展を開いているということ。
ヨーロッパは大体行ったけど大体同じだと思うこと。
いろいろ話を聞きました。
そしていつも不安でいっぱいで、時間に追われ、
どうしようどうしようと右往左往している日本人、ケチャマヨに
「大丈夫。そんなにあせること無いから。」
と実感のこもったお言葉が響きました。
そしてお約束の「はしご」(笑)
膨らんだおなかをさすりつつ向かうのは
エビの鉄板焼き専門店です。
なんでも通常は入れないくらい混む人気っぷりらしいですが
今日はサッカー試合(レアルマドリード)があるため空いてるらしい。ラッキー!
ケチャマヨはサッカーよりエビが好きです!(宣言)
塩加減が絶妙で、おなかいっぱいでもエビはおろかビールも入る!
ラッキーといえばおじさんがスペイン人の友達に再会できたこともラッキー!
急に店をたたんじゃってどこいったのかなぁと思っていたら今日道端でばったり!
なんでも新しいお店を出したとのこと。さらにエビがうまいお店らしい…じゅるり。
んでもおじさん、お友達に再会できてよかったね♪
そして次の店へ(笑)
シメはやっぱりシェリー酒でしょ?
ということで酒樽がある倉庫風のつくりのお店へ。
ほんとうにうまい!シェリー酒!ファンになりました。
日本のシェリー酒はどうかな?今度買ってみよう。
そしておつまみのオリーブの塩漬け!
これが止まらないウマさ!最高でした。
なかなか団体ツアーや自分たちだけではいけない
ディープな夜のBARはしご体験、体も心も満腹です。
スペイン、なかなかイイ!!
どれもこれもおじさんのおかげ!ありがとうございました。
おじさんは市外なので地下鉄ではなくバスです。
またお会いしましょうと握手を交わし分かれます。
「Muchas gracuas !(ムチャス グラシアス)
 :どうもありがとう!」

ケチャマヨの2人は、
治安に対するちょっとの緊張を抱えつつ、夜の地下鉄でホテルへ戻ります。
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 ・ ・ ・
明日は古都(スペインの京都)、トレドへ行く予定です。
でも団体旅行じゃないので
AVE(新幹線)も全て自分たちで手配しなければ!
そんな不安と期待とシェリー酒とエビと、
とにかくいろいろ入り混じった気持ちをよそに、
疲れた体は関係なく眠るのでした。
(つづく)
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