苦手なこと、足りないこと、不安をどうする？

前回の続きになります。

例えば「走るのが得意」だけだと足りないけど、
他には歴史が好きだった、人と話すのが好きだった、
あ、それらを組み合わせたら「人力車」ができそう！

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色々な要素の組み合わせでオリジナリティを作ったら
仕事になるかもというのが前回の話でした。

だけど、よく考えたら腕力が弱かったわ…とか、
ひょっとしたら資格とかいるのかな？…とか、
足りない部分や不安な部分が浮かび上がってくると思います。
俗にいう『やらない理由探し』なのですが、
これは常にあります。もうずっとあります。

「もうちょっと勉強してから…」
「もうちょっとお金を貯めてから…」
「もうちょっと落ち着いてから…」
・・・な～んて言っている間に何年も経っちゃって、
挙句の果てに「もう歳だから」って…いつやるの？！今でしょ？

ケチャマヨ（ナオヒロ）の例を挙げますと、
ギターを始めたのは26歳だし、結婚披露宴が初ライブだし、
コンサート活動で生きていく！と両親に宣言したのは30代も後半のこと…
でも不思議と、色々やり切ってきたから遅すぎる気は全く無かったし、
むしろ「今だ！」という感じで自然にこの活動を始められました。

そしてケチャマヨのコンサートも足りないことはいっぱいあります。
それこそディズニーランドのショーと比べ始めると、あれもこれも足りない…
でもそんなこと考えていたら何も出来ないし、
目の前のお客さんに楽しんでもらいたい気持ちは負けていないつもりだし！
・・・いや、そんな気持ちの勝負なんて意味はなく、
自分たちが好きなことで出来ることをやり切ること、それでいいんです。
人と比べたり、人から評価されたりはもう置いておいていいですよね？

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どの場所にいても、どの年齢になっても、どんなに頑張っても、
ずっと足りなさや不安は残る、もう一生なくならないと思います。
だからって、いや、だからこそ、
足りないことにばかり注目してもしょうがないと思いませんか？

そんなことより、それを補っても余りある好きなこと、得意なこと、
今もうすでに持っている素晴らしいものがみんなには「ある」んですから、
「ない」ことに心と体と時間を使うなんてもったいない！
なにより、ひとりひとりの無限の可能性を削ぐのは、
人類の損失だとさえ思います。

先生は国語も算数も理科も社会も頑張れと言います。
なんで？受験のため？いい会社に入るため？安定した人生を送るため？
でも好きでもないことに時間を費やしてまで安定させる人生なんて、
なんの意味があるのでしょうか？（マイナスで安定させてどうする！）

逆に「好きなことだけやってたら安定した生活を送れないぞ」…なんて、
それをやったことがない人がいくら偉そうに言っても説得力なんて無いですよね。
だからもう胸を張って、好きなことだけしたらいいと思うんです。

好きなことだってひとつだけじゃないし、どんどん変わっていくし、
いろんなことに挑戦して、好きなことが増えたら楽しみも増えるし、
その増えたことがうまく組み合わさったら仕事にだってなるかもしれないし、
そんな楽しいことだらけの人生ならきっと、
足りないことにくよくよしているヒマなんてなくなりますよ♪

「イチローみたいな人は特別だよ」と言う人もいるけれど、負けないで。
ケチャマヨは「普通の人も好きなことだけで生きていけるよ」と証明し続けたいです。