はじめての岐阜の旅(川原町・金華山・リス村・岐阜城・鮎グルメ)
2011年12月17日(土)AM8:00
クリスマスムード高まる東京・神奈川を背に、
ケチャマヨの二人は早朝から西へ向かっていた。
新幹線の窓からは素晴らしすぎる富士山の姿が見える。
★ ぜひ画像をクリックして大きく見てください。
やはり富士山は日本人の心だ。
その姿を眺めるだけでなぜか誇らしげな気分になる。
twitterではなく、空に向かってつぶやいてみる。
「天晴、富士山なう(あっぱれふじやまなう)」
神奈川側からと静岡側からでは富士山の表情も違う。
神奈川県民としては雪化粧の美しい神奈川側を推したいが、
静岡側の裾野が広がる感じも捨てがたい。
目指すは岐阜。
実は翌日のクリスマスコンサートに出演するために、
前日に移動し、朝に余裕を持って本番に挑む作戦である。
・ ・ ・ ・ ・
前日入りなのに新横浜を朝7時46分発という気合いの入りよう。
駅弁は買わず、サヤカ自作のおむすびは今日も最高だわー。
なぜかクリスマスラッピング。。。
目的地の岐阜県はケチャマヨ初上陸☆
新幹線だけど「こだま」でのんびり旅。
名古屋で乗り換え、岐阜へは電車で20分ほど。
到着!岐阜に初上陸~!
岐阜駅北口には「金の織田信長像」が!
まぶしーーー! かっこいい、マジ・リスペクト。
ホテルに荷物を預けて向かうは・・・川原町。
川原町(かわらまち)は長良川近くの古い町並みで、
通りは格子戸や荒格子、黒塀のある家屋が目を引く。
歴史や伝統のある老舗、明治時代の眠っていた町屋を
改装したカフェなど古今の文化が混在する素敵な通りです。
(Wikipediaよりちょっと引用)
この辺のベストシーズンは【鵜飼い】のある5月11日~10月15日だそうで、
12月の今日は人が少なく、それがまたい~い雰囲気でした!
もうね、おなかが空いているので綺麗な街並みを横目に、
目指すはランチ、一直線! 赤いポストがある、ここです!
◆ 川原町屋
http://r.tabelog.com/gifu/A2101/A210101/21000619/
入り口は広くなく、奥に長く続く昔ながらの造りです。
通路左手にはかわいい和雑貨がたくさん!
来年の干支の龍の小物、正月飾り、そして雛人形がありました。
これは帰りにおみやげ(自分用)としてゆっくり見よう・・・。
さらに奥へ進むと、一度、中庭のようなところに出ます。
赤い和傘が印象的でした。岐阜は和傘も名産なのかな?
すぐに蔵のような建物があって、中は和モダンなカフェスペース。
タイムスリップしたみたいでロマンチックな気分♪
ピアノがあって土日などは生演奏もあったりするそうです。
さてさて、メニューとにらめっこすること約10分。
おすすめのお重の和食ランチにしました。
3重になっているお重の中は、それぞれ・・・
いただきま~す!・・・美味しーい!
派手な味付けではないですが、丁寧な味で美味しかったです。
それがまたお店の雰囲気にあっていて本当に居心地が良かった!
おやつ食べて、夜ご飯も食べて、・・・って
このお店にずっと居ても良かったくらいなのですが、
せっかくなので他のお店もいろいろ見てまわろうと思い、
重い腰を上げて席を立ちました。
あ、帰りがけには和雑貨のおみやげをチェック!
チェックだけのつもりがよく見るとかわいい!ってなって
本気で買い物モードになってしまいました。
サヤカがゲットしたのはこれ。松ぼっくり飾りと羽根つきの羽根。
2つ並べてお正月の飾りにしたらいい感じだと思いませんか?
川原町をぶらぶら歩いて、ただそれだけで良い感じ。
手湯があったり、和菓子屋さんで鮎の和菓子を見たり。
夫婦で経営されている手作り雑貨の「木楽」さんでは
あったかい昆布茶をだしていただき奥さんとお話ししたり。
一番端にある鮎料理「泉屋」さんが気になったので、
夜ご飯はここにしようと思いつつ、川原町を後にしました。
(最後の写真・・・サヤカが昔、ぬいぐるみ会社でデザインに携わったものを発見!)
川原町を去り際、観光案内所で「ういろう」の試食をしたところ
あまりの美味しさに1本買ってしまいました。
名古屋駅などで市販されているのとはひと味違うんです!
なんていうか、優しい味わいです。
古い日本の街並みが好きで、
でも京都は人が多くてつかれてしまうっていう方には
岐阜の川原町はオススメです。
また鵜飼いを見に再訪したい街でした。
・ ・ ・ ・ ・
さてさて、次の目的地「金華山・岐阜城」を目指します。
岐阜公園はまだ残る紅葉が美しかったです。
3時を過ぎ、ちょっと雲が出てきて寒くなってきたので、
岐阜公園で甘酒で温まってからロープウェイに乗ります。
ロープウェーから見える五重塔も朱色がキレイでした。
この金華山、申し訳ないけどおまけの観光みたいに考えていました。
そんなに歴史に興味がないケチャマヨにとって、
織田信長も織田裕二も大差ないと思ってますから。
(ファンの方には不適切な発言、失礼しました。)
しかし!
絶景ファンならずとも、この眺めには感動しますよ!!!
岐阜城じゃなく、お手洗いの窓からこの素晴らしさなのです!
「さらに岐阜城の天守閣に登ったらどうなってしまうん?」
はやる気持ちを抑えつつ、ケチャマヨはリス村に入りました。
◆ 金華山 リス村
http://www.pia-kids.jp/piakidsw/SpotDetail?id=488
ケチャマヨといえばサヤカ、サヤカといえばリス。
というわけでこのリス村は見過ごすことができません。
というか金華山に来た目的の80%以上はこのリス村でした。
入園料の200円を払って手袋を借ります。この手袋に餌を乗せると、
リスが餌を食べるために手に乗ってくれるという作戦です。
ここのリスはタイワンリスでちょっと大きな種類。
幼稚園によくいるひまわりの種を食べる小さなシマリスとは違います。
大きいです。でも手に乗って餌を食べる仕草は可愛かったです。
粉のエサは舌でペロペロ。ピーナッツは両手で持ってカリカリ。
目的の80%を達成したケチャマヨは足早に岐阜城へ。
姫路城のグレートな素晴らしさを知っているケチャマヨにとって、
他の城なんてがっかりする以外の感想がないと思っているのですが
この岐阜城は違いました。。。
もちろん、城自体は小さくて中身は博物館というか
展示場になっているのですぐ見きれてしまうのですが、
見所はそんなところではない!
一番上に登ったところからの絶景!!!
これは過去最高の驚きでした☆
長良川と空と、雲と、山と、街と、
そして陽の光とが描く奇跡のランドスケープ。
北も南も東も西も、360度全部が絵になるので
天守閣の展望台を何周も周りたくなってしまいます。
う~ん、こればっかりは写真では伝わらない!
ぜひ、岐阜にお立ち寄りの際は金華山の岐阜城へ上ってみてください。
光と風を感じたら「天下取ったどーーー!」って叫びたくなります。
多分、信長も同じ事を思ったでしょう。
そのあとで見た岐阜城資料館はとても小さいお部屋でしたが、
なんか変わったかわいいものが多くて意外と面白かったですね。
なんか新しい西遊記が始まりそうな予感。
太陽がオレンジになる頃、またロープウェーにのって下山しました。
金華山、リス園、そして岐阜城、楽しかったよ~!
・ ・ ・ ・ ・
陽が落ちるのも早いです。5時には暗くなってしまいます。
足早に下山して、夕御飯を頂きたいと思います。
候補として「飛騨牛」なんていいなぁと思っていたけれど
・・・高い。
やはり、お昼に見た「泉屋」さんで「鮎ラーメン」にしよう。
寒くなってきたし、ちょうどラーメンが食べたい気分になっていました。
泉屋さんの店内は、基本は鮎の飴煮や佃煮などのお惣菜やさんで、
その一角(2階もかな?)がお食事コーナーになっています。
なのでそんなに期待していなかったのですが、良い意味で裏切られました!
まずは鮎の笹寿司を一つづつ。まじめに旨いです。
ただ、1つだけだったのでパクっと食べてしまって
もっと味わいたかったなぁというのが素直な感想です。
少し待って、来ました!鮎ラーメンです。
透き通ったあっさりスープに細めのちぢれ麺、
焼いた鮎が開いた姿で一枚、麺の上に乗っています。
まずスープ。薄味なので一口目はあれ?って思ったけど、
舌を通って喉を通って、お腹に入る頃には体にしみる、
繊細なダシの味はケチャマヨ好みです。食べるほどにうまい!
麺も細めで、鮎のほぐし身と一緒に食べます。
途中で粗挽きコショウを入れて味の変化を楽しみつつ、
あっという間に麺は食べてしまいました。美味しかった!
で、スープとほぐし身はちょっと残しているわけで、
ここにご飯を入れて鮎雑炊にしちゃいます!
(これはお店のおすすめの食べ方でもあります)
おいしい!あっさりしたスープなので、
ラーメンよりもご飯のほうが合うかもしれません。
梅干しを入れるとその酸味で味が濃く感じられます。
ごちそうさまでした! 美味しかった~!
ここで終わらないのが食いしん坊・ケチャマヨ。
さらに魅力的な料理をオーダー済みなのです!
◆ 鮎ピザ【キノコとカチョカバロ】
http://nagaragawa.shop-pro.jp/?pid=36470567
もう、テーブルに載せられた瞬間から香りが美味しいですね~(*´∀`*)。
詳しい説明はお店のブログに載っていますね。
知る人ぞ知る岡山・吉田牧場のカチョカヴァロ、鮎の白熟クリーム、モッツァレラチーズに、天然鮎醤でソテーした4種類のキノコ(シメジ、舞茸、エリンギ、エノキ)、パルミジャーノ・レッジャーノ、あゆチョビソースをトッピングしました。
鮎の旨みが凝縮した【鮎の白熟クリーム】【天然鮎醤】、熟れ寿しと天然鮎醤で作った【あゆチョビソース】が極上のチーズと絡み合い、独自ブレンドのピザ生地との相性が抜群です。ワインはもちろん、日本酒にも合う独特のピザができました。
なるほど。納得の美味しさでした。
ケチャマヨは、キノコのピザの美味しさには以前から注目していて、
下手なハムやシーフードを頼むくらいならキノコをオススメします!
で、このピザのは4種類のキノコにこだわりチーズがマッチして、
さらにあらゆるところに鮎の風味が漂うという・・・たまりません!
書いているだけでまた食べたくなって来ました。 ジュルリ。
今回は、コンサートを明日に控えているのでお酒は無し。
でも次回来たときは絶対!日本酒かワインと合わせたいなぁ。
※他にはこんなピザがあり、とても迷いました。。。
http://www.nagaragawa.com/2011pizza.html
本当に、ごちそうさまでした! また来ますね。
・ ・ ・ ・ ・
外は真っ暗、寒いです。川原町のレトロな街並みを通り、
冷え切った手はまた「手湯」で温めなおし、
ライトアップされた岐阜城を見ながら、
バスに乗って岐阜駅方面へと戻ります。
今回のホテルはちょっと古めなのですが、
今までで一番広いお部屋だったので、
ナイショですが明日のコンサートの練習をしましたよ。
さあ、岐阜の素晴らしさを噛みしめつつ、
明日の朝のコンサートに備えて早めにお休みします。
明日も晴れますように。(つづく)