青森八戸“半日”観光案内~蕪嶋神社へ気ままな旅

2014年9月27日(土) 岩手県一戸町でのコンサートご依頼、
始まりが朝10時なので、さすがに宿泊の必要がありました。

いろいろ考えたのですが、前日に青森県八戸市に入り、
当日の朝に八戸から一戸に向かうという作戦です☆
(八戸駅から一戸駅までは電車で約40分)

今回もWEBトラベルコンシェルジュの森さんのご協力で
コンサート以外にもとってもステキな旅が出来ました♪
http://www.webtravel.jp/concierge/BWT80640.html
ありがとうございました!

青森八戸“半日”観光案内~蕪嶋神社へ気ままな旅

コンサート前日、
八戸にお昼に着いてからの気ままな半日旅となりました。
写真たっぷりですので、どうぞごゆるりとご覧ください。

 

新幹線で岩手を通りすぎて青森へ

はやぶさ7号、新青森行き。

01_はやぶさ7号で青森方面へ

 

八戸に到着!東京から約2時間半の近さです。

02_八戸に到着

 

大きな八幡駒(やわたうま)がお出迎え。

03_八幡駒(やわたうま)がお出迎えです

 

到着は11時半。一刻も早くお昼ごはんにたどり着きたい!

電車の本数が少ないためバスでの移動がいいのかな?
そう思って速攻、案内所でおうかがいしました。

 

04_バスの乗り方を伺います

 

せっかくの八戸、海のほうがいいのかな?(実はノープラン…)

 

05_八戸のゆるきゃら「いかずきんズ」

 

ケチャマヨの辞書に「失敗」の文字はない

案内所の方の教えのままに、1番乗り場のバスに乗ります!

06_南部バスに乗ります

 

・・・ところがこれが失敗でした(´・ω・`)

「バスの車内で一日乗車券が買える」
と聞いていたのに買えませんでした。。。
(運転手さんもなんか怖いし…)

八戸中心街ターミナルでのバスの乗換え方法もわからず、
ずっと乗っていると終点は「ラピア」というショッピングセンター。
そこにバスセンターがあったので、
一日乗車券を買う&乗換方法を聞こうと思い窓口へ。

そこで衝撃の事実が明らかに( ゚д゚)ハッ!

「一日乗車券は土日祝と25日だけしか使えません」って、
今日は金曜日ですよ。。。聞いてないよ~!!!

乗り換え方法も料金も、そもそも市営バスと南部バスの違いも
よくわからない二人は、ちょっと相談タイムに入ります。

「どうしようか?あきらめてこのへんでご飯食べようか?」

「いや、最初に決めたお店に辿り着くまで頑張ろう!」

「バスはもう不安だから、歩きと電車でたどり着こう!!」

「よし!ふたりなら出来る!えいえいおー!!!」

というわけで逆に燃えてきました~(^O^)!

 

ここでケチャマヨの名言をひとつ。
【迷ってからが本当の旅】

・ ・ ・ てく、てく、てく ・ ・ ・

 

歩くの大好き!どんどん行こう!
ほら、こんなお花も見つけたよ♪

07_コルチカム(イヌサフラン)

 

古いボーリング場もわびしくて( ・∀・)イイ!!
※すでに看板だけで、中は閉店してゲーム屋さんだそうです。

08_ワヤマボウル八戸(閉鎖)

 

布団について熱く語るマダムたち。布団だけに「あつさ」が大事ってね♪

09_布団談義に花が咲く

 

徒歩10分ほど、小中野駅に到着!

10_小中野(こなかの)駅

またこの駅が、駅らしくなくて笑っちゃった!
券売機も改札もなくて、階段を上がったらホームがあるという、ね。

電車は基本的に一時間に一本。時刻表を見て20分ほど待ちます。
いやがおうにも八戸のゆったりペースになっていいですね~。

11_一時間に一本の電車

 

東京じゃ10分以内に電車が来るのが当たりまえで、
PASMOなんかでピッと改札を急ぎ通り、乗り降りも急ぎ足で、
他人とは席の取り合い、場所の取り合いでギスギスしたり、
ビジネスなのか、受験なのか、みんなイライラしてるようで…

この八戸線を待っているとそんな東京のペースのほうが、
人間らしくなかったんだと分かります。

あ、電車が来ました。

12_電車が来ました

 

探し求めたランチがそこに!

ようやく海の方に移動できます。

12_小中野駅から鮫駅へ

 

目的地は「鮫(さめ)」という駅です!

13_鮫駅

 

まあ、シンボルはこうなりますよね(・_・;)

14_鮫駅のサメです

外国のご夫婦も下車されましたが、
「SAME STATION」なんて表示を見ても、
何が同じ(same) なのかわからないでしょうね!
[セイム] じゃなくて、[サメ] と読むんですよ。(と英語で伝えたかった…)

さらにのんびり歩きます。天気もいいし、気候も最高!

15_線路から漂うローカル感

 

だんだん港の風情になってきました。(ウラ取引をしていそうな雰囲気…)

16_港っぽい雰囲気に

 

昔はもっと賑わっていたのかな?

17_鮫の艀(はしけ)場跡

 

まあ、そんなに観光地だと思って来てないですが。

19_港を過ぎまして

 

ひらけた場所に出たらすぐに見えました!あの赤い鳥居(画像クリックで拡大!)

18_蕪嶋(かぶしま)神社が見えてきました!

 

蕪嶋(かぶしま)神社です!海に囲まれた島の神社なんてステキ☆

20_蕪嶋神社も

 

蕪島は「ウミネコ」の繁殖地として有名で、
最盛期には約3万羽が飛び回るそうです!

でも今はシーズンオフ。

毎年二月の節分過ぎた頃からウミネコが集まり始め三月末には三万羽を越えます。四月産卵、五月孵化し子育てが始まり、六月末から巣立ち、七月末から徐々に飛び立ち八月上旬には全てのウミネコが蕪島から離れます。
http://kabushima.com/jinjya/

・・・だそうです。

代わりと言ってはなんですが、「海のネコ」をどうぞ。

21_ネコも

仲間になりたそうにこちらを見ている。

・・・

蕪嶋神社は後回し!目指すは美味しい八戸ランチ☆
そろそろ午後2時・・・タイムリミットは近い(空腹の)。

ここは一旦、蕪嶋神社を素通りします。

22_通りすぎてしまいましょう

 

見えてきましたあの建物、八戸水産科学館「マリエント」です。

23_目指すは八戸水産科学館「マリエント」です

◆ 八戸水産科学館 マリエント
http://www.marient.org/

 

見ての通り、名前の通り、
小中学生が見学に来るような施設なのですが、
そこの4階には、素敵なお食事処があるのですよ、フフフ…。

24_その4階にレストラン千陽(せんよう)があります

◆ 味小径・千陽(せんよう) マリエント店
http://tabelog.com/aomori/A0203/A020301/2000843/

 

本店は本八戸駅周辺にあるらしいのですが、
・・・なんと、本店は完全予約制!

青森県八戸市堤町にある『千陽本店』は完全予約制、メニュー表は無く、予算に合わせたコース料理となっております。 八戸産をベースに青森県各地の四季折々の地産食材を活かした当店ならではの海鮮料理・郷土料理。 遠方からお越しのお客様はお電話で気軽にお問合せ下さいませ。 店主が直接吟味した地酒を揃え、「日本酒に合う料理」が愉しめます。 御1人様8,000円コースから承ります。あらかじめサイト内のメニューから何品かご希望を選んでいただいたり、食材を最大限に引き出す当店ならではの料理をご堪能下さいませ。
http://hachinohe-senyou.com/

ゴクリ…かなりの名店じゃないですか~!

でもこの千陽マリエント店はランチのみですが、
予約も不要で、カジュアルにお料理を頂けます!

 

しかもこの絶景!蕪島を眼科に眺めます。

25_この絶景!

 

下北半島と、ひょっとしたら北海道も見えているのかも!?

26_海を見ながらのお食事です

 

迷いに迷って決めたメニューがこれ、
特上えびす浜膳1,500円です!!!

27_特上えびす浜膳

まず見た目に美しい・・・。
そして香りに心を奪われます・・・いただきます!!!

!!!

28_驚きの美味しさ!

 

うわっ…このランチ、美味しすぎ…!
このイクラ丼の鮮度、ボリューム、味も抜群!

29_イクラ丼

 

お刺身も、小鉢の昆布も、
南部せんべい入り味噌汁も、
漬物さえもが料亭の味。

そのなかでも一番驚いたのがこの、地魚の唐揚げ南蛮漬け。

30_魚の南蛮漬け

魚の揚げ加減が抜群で、骨も皮もヒレも全てバリバリと美味しい食感!
新鮮な白身魚の味を損なわない加減の南蛮酢が絶妙!

今までの人生で最高の南蛮漬けです☆

 

あきらめないで、来てよかった~(*´∀`*(*´ω`*)

31_心も満足です

 

バスの乗り換えが下手だろうと、ちょっと歩くことになろうと、
電車が一時間に一本だろうと焦ることはない。
楽しいことはいつもそこにあるし、一歩進めばまた楽しいことがある。

そんな即席の人生訓までも浮かんでしまう、
美味しいお昼ごはんを頂けて感無量です。

 

・・・感無量なのでデザートも頂きます(๑´ڡ`๑)

32_追加で南部せんべいアイスも頂きました

 

いよいよ蕪嶋神社へ

キラキラの海、波の穂が金色に。

33_キラキラの海を見ながら散策

 

海岸を歩きましょう。

35_波打ち際を歩いて

 

蕪嶋神社が再び見えてきました。

36_蕪嶋神社を目指します

おっと!

37_押し寄せる波

 

この夏も海に行かなかったなぁ。。。まあ夏の海は好きじゃないけど。

38_良い午後です

 

赤い鳥居が青空に映える!さぁ蕪嶋神社に参りましょう。

39_ようやく蕪嶋神社に到着

 

小さな島とは言え、階段を上りますが、

40_階段が伸びていますが

 

1933年の昭和三陸大津波がこんなところまで!

41_昭和三陸大津波は4.1メートルまで

 

そして2011年の東日本大震災の津波はさらに高いところまで!!

42_平成の東日本大震災では5.3メートルまで!

 

このあたりも一面浸水したんだなぁと改めての驚きでした。

43_ここも浸水したかと思うと恐ろしいですね

 

蕪嶋神社は「かぶ」だけに、株があがるように願掛けする方も多いそうで、

44_「かぶしま」だけに株が上がる願いを

 

ケチャマヨもいっちょやってみましょうか☆

45_島を3週して運を開きます

 

七福の岩など、島を回る途中にも見どころがたくさん。

46_七福の岩

 

あの岩場はウミネコの繁殖場所っぽいですよね。

47_名物のウミネコもほとんど居ません

 

歌人・柳原白蓮の短歌。
「大神の み使いかこれ うみねこの 姿のあまり うつくしければ」

48_ウミネコの像と短歌

 

ま、美しいとばかりも言っていられない状況が3月頃にはありそうですが…
(糞がすごいので、参拝の方は傘をさして歩くそうです)

49_最盛期にはウミネコは6万羽以上も!

 

ケチャマヨの株が上がりますように。
(ケチャマヨの良い評判が広まりますように)

50_ケチャマヨの株が上がりますように

 

株を上げてくださいというお願いではなく、
株があがるようこれからも楽しく活動を続けますので、
どうぞお見守りくださいという願いを伝えました。

 

西日の当たる、いい時間に、参拝できてよかった。

51_良い神社でした。

コンサートが縁でこの地に来れてよかった。
また来たいです。

・・・

 

のんびり帰ります。

52_駅に戻ります

 

あまり鳴ることのない踏切。

53_静かな町でした

 

都会に住んでいる人の「忘れ物」はこのへんにありそうです。

54_忘れ物を預かっています

 

今度は大量のウミネコたちを見てみたい気もする…いや、どうかな。
もっと海岸沿いを進んで、種差海岸あたりまで足を伸ばしたいなぁ。

55_今度は種差海岸まで行きたいな

56_秋の良い1日でした

57_鮫SAME

58_明日はコンサート

 

八戸駅に戻ってきました。

59_青い森鉄道

60_天長地久七福神

61_八戸海鮮ラーメン

 

明日のコンサートに備えてオヤスミナサイ・・・。

翌日の一戸コンサート&サイクリング編に続く

 

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